「僕には24時間では足りないよ」と誰かが言ったけど、そこまでの情熱を今の僕は持てない、でもそれはそれとして

そう言えば、僕の会社でサマータイムが始まってから一週間が経ったわけですが、僕故人に関して言うと、案外悪くないかも、という感じですね。

朝起きるのが辛いなぁと思っていましたが、予想外にちゃんと早起きできて、通勤で車を運転しているときも眠くならないんですよね。思うに、「遅刻できないぞ」と自ずと普段より強く意識するから、勝手に身体がリズムを作ってくれているのかも知れません。僕の身体、案外有能。

で、1時間早く帰宅できることについては、それなりにメリットはありますね。ゆう活と言うほど大したことはしてませんが、帰りに図書館に寄り道するもよし、まっすぐに帰宅して夕食までの時間を読書なり趣味なりにあてるもよし。

当たり前ですが、先月と今月で、1日は24時間で変わりはないわけです。別にサマータイムが始まったから1時間増えたわけじゃありません。つまり、早く帰宅して得た1時間の自由時間は、これまでの生活のタイムテーブルからどこかを削って得られたもののはずです。僕の場合は、恐らく夕食から寝るまでの間の時間のどこか、ということになるでしょう(まあ、大半のサラリーマン、勤め人は僕と同じようになるでしょう)。それでも、さほど生活に不自由を感じていないということは、多分、今までの時間の使い方が下手だったということでしょうね、やっぱり。

要は、ひねり出そうと思えば1日に1時間くらいは、自分が自由に使える時間は確保できるんですよね。サマータイムという制度そのものは、適用を受ける個々人の事情もありますし、一概に良い悪いは判断できないと思いますが、少なくとも僕にとっては、こういう「時間の有効な使い方と捻出のしかた」を示唆してくれた点が、かなりのメリットだったと考えています。

ただこれ、サマータイムが終わった後も、ちゃんと時間の活用ができてないと、せっかく気付いた意味がなくなっちゃいますね。心しなくてはいけないのは、むしろサマータイム後なのかも知れません。