2019年の抱負・データベーススペシャリストと簿記2級合格
今週のお題「2019年の抱負」
お題に触発されたわけではないですが、ちょうど書こうとしていた話だったのでお題に絡めて。
さて、今更ですが、明けましておめでとうございます。非常に久しぶりのブログ投稿になります。
敢えてブログを投稿しようと思ったのは、自分の首を締めるためです。…ではなく、言葉として表明することで退路を断ち、モチベーションを上げるためです。
では、今年の抱負、というか目標を発表します。
データベーススペシャリスト試験合格
日商簿記2級合格
ということで。
日商簿記2級に関しては、実は来る2月に受験のつもりで勉強してきたんですが、思うようなペースで進められなかったため、その次の6月受験を目指し、継続して勉強を続けようと思います。
そして、データベーススペシャリストについては、少々無謀かとも思いますが、本年4月の受験を予定しています。
何が無茶かって、この2つを並行して勉強しようというのが結構な無茶なんですが。やれることまでやりますよ、ええ。
ということで、先程参考書を買ってきました。
これとは別に、簿記2級はもともと持っていたテキストを使うつもりです。
さて、どうなることやら。
手の体力の衰え
ギターを弾くときには、「手の体力」が要る。つまり、長時間弦を押さえたり爪弾いたりできる持久力のことだ。
しばらくギターを弾いていなかったので、技術的な意味での衰え、いわば「指が弾き方を忘れた」状態は覚悟していた。だが、少し弾いてみるとそれ以上に実感するのは、「手の体力」の衰えだった。とにかく、弾き続けるのがしんどい。何か曲を一曲通して弾くことさえ難しそうだ。
もっとも、弾き方そのものもほとんど忘れているくらいだから、曲を暗譜(楽譜を見ずに記憶だけで)で弾くことも、今はまったく出来ない状態だ。大怪我をしたあとのリハビリというのはこんな感じなのだろうか。当面は、以前の腕前まで回復するのが目標になるが、それさえ遠い遠い目標に感じられる。とは言え、少しずつこつこつと、やるしか方法がないのも確かだ。
ちょっとした夢
ちょっとした夢がある。
いつか、クラシックギターの演奏会を開いてみたい、というのが、それ。
もちろん僕はプロではない。それどころか、ここ数年ギターに触れていないこともあって、趣味でやっていますと名乗るのもおこがましいくらい、下手になっている。
でも、今からまた、毎日こつこつと練習していたら、いつか、人に聴かせられるくらいの腕前になれる、ような気がする。別にプロになりたいというわけではなく、アマチュアのレベルで、ちょっとしたライブみたいなものに出られるくらいのレベルになりたいなぁと。
と、まあ、今日久しぶりにギターの弦を替えて弾いてみて、腕前の下手さに絶望したところなのだが。また、弾いてみたいと思う、という決意表明。
とりあえず謹賀新年
せっかくの新しい年なので、久しぶりにブログなど書いてみる。
と言っても、何か書くようなことも見当たらない。まったく全然何にもこれっぽっちも面白いことがない、というわけでもないのだが、自分の中でうまく消化しきれていない。
ということで、当たり障りのない挨拶だけ書いておく。謹賀新年。
野々市市「のっぽくん」ののっぽくんランチ~美味しいものを食べるために、私は生きているのだ その5
以前にも記事に書いた、野々市市のお店「コミュニティトレード・アル」が、10月10日に「のっぽくんカフェ」としてリニューアルオープンしました。ん、リニューアルなのかな? ともあれ、以前のお店からほど近い場所に新たにオープンです。詳しくはホームページを見てください。
今日は選挙に行ったあとにこちらに立ち寄りました。実はリニューアルオープンしていたのを知らず、以前のお店の前に行って「閉店してる!?」と焦ってしまいました。ちょっと近所をうろうろすると、新しい「のっぽくん」の小洒落た建物を発見。駐車スペースも移転前よりかなり増えていました。
お店は1階が旧「のっぽくん」と同じくオーガニック食品中心の売り場。お弁当やケーキのテイクアウトもありました。そして2階は旧コミュニティトレード・アルと同じく、フェアトレード雑貨類とカフェが併設されていました。建物は出来たばかりでキレイですが、柱や天井の木材がむき出しの部分が多く、木の匂いがしそうな雰囲気。こじんまりとした以前のお店もいい雰囲気でしたが、全体にスペースに余裕ができて広々としていました。
とりあえず、2階のカフェでランチを。今日は嫁さんと一緒に「のっぽくんランチ」をいただきました。お値段¥1,650はお手頃とは言いませんが、お値段に見合う価値はあります。今日のメニューは、メインは「おからコロッケ」「大豆ミートの唐揚げ」「豆腐のステーキきのこソテー添え」から2品を選び、それに「押し麦のサラダ」「竹炭のショートパスタ」などの副菜が4品、玄米ごはんと具沢山の味噌汁、ドリンクとデザート、というものでした。
オーガニック食材を中心としたランチは、見栄えは素朴で地味で、決してフォトジェニックではないのですが(でもスマホで撮ってる人はいましたけどね)、そこは内容で勝負。オーガニックだのヴィーガンだのというワードから想像される、味があっさりしすぎているとかボリュームに満足できないとか、そういうイメージとは正反対のランチです。味噌汁はダイコンやネギがたっぷりで、それらの味がこれでもかと溶け出して濃厚な滋味を醸し出し。サラダは食材ひとつひとつの味を存分に味わえ。コロッケや唐揚げは、肉を使っていないとはとても思えない満足感。さらに玄米ごはんは、ここまで食べやすい玄米というものを僕は知りません。腹持ちがよく、満腹感というよりもむしろ満足感、充実感を強く感じられる食事です。
そして、ドリンクとデザートのケーキ。今日のケーキは、バナナおからケーキでした。ドリンクは穀物コーヒーをチョイス。コーヒーというよりお茶のような味わいでしたが、何杯でも飲めそうな美味しい飲み物でした。
正直、僕はオーガニック食材だのヴィーガンだのという概念には興味がなく、時と場合によってはうさんくさく思っていたりもするのですが、このお店のランチはそんな僕でも満足できるものです。今日は選びませんでしたが、野菜をたっぷり使ったカレーライスも、ボリューム、味ともに絶品です。
お店がお店なので、カフェのお客さんの多くも意識高い系ぽい女性が多かったりするのですが、その高いハードルを越えてでも食べに行く価値があります。
あまりに美味しかったので、今日はテイクアウトでケーキと、夕食用にお弁当のタコライスを買って帰りました。こちらも美味しかった!
またぜひ行きたいですね。
セミが落ちていた。
玄関先に、セミが仰向けになって落ちていた。
指でつついてみると、弱々しく足が動いた。辛うじて生きているという感じ。つまんで身体を起こしてみるが、地面を歩くことさえままならず、まして飛ぶだけの体力は残っていないようだった。どこにでもいるような、茶色い羽のアブラゼミだ。本当なら、こんな風に指でつかまれるとうるさく鳴くのだろうが、その体力もないのか、それともメスなのか、鳴こうとする気配もなかった。
近くに木でもあれば、せめてそこにとまらせてやろうと思ったが、僕の家の周りは住宅街だ。田んぼや雑草の生えた空き地くらいならあるが、樹木は見当たらなかった。やむをえず、近くの電信柱に止まらせようとしたが、足をひっかけるさえ難しい様子だった。
それならばせめてもと、かつて生まれてきた土の上――と言ってもプランターの小さな鉢の上だが――に置いてやった。セミは、弱々しいながらも6本の足で身体を支えながら、土の感触を確かめるように、じっとしていた。
夏の終わりと言うにはまだ少し早いが、君はその夏を全うしたのか。
恋をしたのか。子孫を残したのか。生きる意味を確かめることが出来たのか。
縁もゆかりもない人間にそのようなことを思われる筋合いはないだろうが、そんなことを、僕はふと考えて。
それから、僕の生きる意味を探しにいくため、車に乗って仕事に向かった。