この暑いのに、うちの職場はまだエアコンが入っていません。窓を開けて暑さをしのいではいますが、風通しが格別にいいわけでもなく、じっとりとした蒸し暑さは防ぎきれません。

仕事の効率化をお題目のように唱える割には、この季節のエアコンのような、従業員の作業環境改善が明確な事象には手をつけないのが、企業組織の不思議なところですね。

いやまあ、経営層の人間の言わんとするところは分かりますよ。このように経費を削減することは、微細ではありますがはっきりと、利益の上昇につながるのですから。とは言え、数字に現れない部分、すなわち従業員のモチベーションの低下は、果たしてその微細な利益向上と引き換えにできるのでしょうかね。

エコロジーは大事なことですし、倹約することを否定するつもりはまったくないんですが、こんなことで経営側と現場との食い違いが生じるのは、組織のありようとして好ましいとは思えません。誰か熱中症で倒れたりする前に、改善を願いたいところです。

たかだか暑いというだけでずいぶん大げさな話になりましたが、要はそれくらい暑いんですってば、ええもう。