健康診断を受診してきました

今日は会社の健康診断を受診してきました。

とりあえず、今日すぐに結果が分かる血圧や心電図、胃のレントゲン検査には異状はなかったようです。メタボ検査(腹囲)もクリア。問題は血液検査と尿検査ですな。血液は去年もコレステロール値が要検査ライン超えちゃってましたし、尿酸値は正常ラインをギリギリアウトだったような。

 

ところで、今回は胃の検査でバリウムを飲みました。去年は胃カメラを飲んだ記憶があるんですが、今回はなぜか胃カメラを事前に選択することが出来なかったんです(実は帰宅してから書類を見直したら、事前に病院に直接予約したら胃カメラでもOKだったようなのですが)。

胃カメラよりもバリウムのほうが楽な検査のような気がしますよね? 実際、胃カメラを飲むのは苦しいです。麻酔打ってもらってそのまま寝ている間に検査、というのもあるらしいですが、僕はのどや食道を麻痺させる薬のみで検査を受けたことしかなくて、これははっきり言って辛いです。が、正直なところ、今回のバリウムも結構辛かったです。

まず、バリウムを飲むこと自体が辛い。バリウムの前に、あれは発泡剤というんですか、しゅわしゅわする薬を飲むんですが、まずこれが、予想以上に泡立ちがいい。飲みながら僕、排水口の洗浄剤のCMを思い出してしまいました。それなのにゲップをするなと。我慢しろと。それに重ねて、紙コップになみなみと注がれたバリウムを飲むわけです。木工用ボンドのような粘りのある、白くて生ぬるくてほのかに甘みがあるのがかえって気持ちが悪い液体を、一気飲みする必要があります。それらを飲んでお腹がゴロゴロするのを押さえながらレントゲン室に入りますと、先生から所定の位置に立つように言われます。僕、このレントゲン写真はこうして立った状態で撮るものとばかり思ってましたが、さにあらず。先生がレントゲン室の外から操作を始めると、僕の身体は大きく傾き、機会に寝そべる格好になりました。姿勢は違いますが、ゲームセンターにあるコックピットが動くタイプの筐体に乗っているような感じですか。で、手すりにつかまって、先生の指示に従って仰向けになったりうつぶせになったり、少し身体をひねって横向きになってみたり、そういうのを割と不安定な体勢で行うわけです。もちろん、姿勢を変えるたびにお腹の中のバリウムがたっぷんたっぷん暴れて、気持ち悪いことこの上ない状態に。僕はあまり乗り物酔いはしないほうなんですが、酔ったとしたらこんな感じじゃないかなと思いましたね。検査が終わったときの先生の「お疲れ様でした」の言葉が、単なる決まり文句でなく身にしみましたよ。

バリウムを使う腹部レントゲンは、特定の方向からしか撮影できないため見落としが多いと聞いたことがあります。今日、僕が体験したように、姿勢を変えて色々な向きから撮影したのは、それを少しでも防ぐためなのでしょう。が、受診者にしてみれば、しんどいですね、これ。

バリウムの検査の後は、水分を十分に取ってくださいと注意を受けました。便秘になるらしいですね。検査直後に下剤ももらいましたし。気分が悪いのにお腹が張っている状態でしたが、ともあれ午後はペットボトルがぶ飲みしてました。次回は胃カメラにしたいと思います…胃カメラは辛くてもその場限りだし。