布市神社(野々市市)

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布市神社のツバキ。ツバキは野々市市の市花でもあります。

 

今日は特に予定もない休日、そしてとても春らしい暖かな陽射しの中、野々市図書館に出かけました。が、タイミング悪くちょうど今日まで書庫整理のため休館でした。

そこで、図書館の隣りにある布市神社を散策しました。まあ、散策というほどでもない小さな神社なのですが、それなりに由緒ある神社です。そもそも野々市(ののいち)の地は古くは布市(ぬのいち)と呼ばれていたようです。鎌倉時代に守護の富樫氏が野々市国府を移した当時の館があったのが、この布市神社だったと言われています。思いがけず郷土の歴史に触れられて興味深い日でした。

 

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樹齢500年の大イチョウ

 

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弁慶の伝説が残る雨乞い石とツバキ。

いち勤め人として、連休というのはありがたいもののはずだが、時給制の派遣社員というものをやっていると、その分給与が減るので痛し痒しである。派遣社員あるあるっぽい。

今年のカレンダーでは土曜日と祝日が重なるケースが多く、残念がっている人が多いという話があった気がするが、時給で働いている人間にとっては出勤日数が増えるのはありがたいという考えも当然あるわけで。これ、残業代が出ないと収入が減るので残業を減らしたくないという社畜的な思考と通じる部分があるかも知れない。

春眠暁を覚えず、などと言いますが、本当に春という季節は何ゆえこんなにも眠たいのでしょう。や、まだ桜も咲いていない今は春とは言い難い気もしますが、まあそれはおいといて。春ってのは、桜もそうですけど、楽しいことがありすぎてどこか浮かれてすらいる季節なのに、眠くなるなんて損じゃないですか。

人事異動の季節である。僕の職場は割と異動の情報が公開されるのが遅く、今日になって4月の人事異動の詳細が発表された。僕の部署でも1名、入れ替わりがあるようだ。別の部署に行くことになった先輩についてはさほど心配してはいないが、こちらに新しく来る人の情報が少なく、どの程度の仕事が任されるのか分からない。その程度によって、僕の仕事にも影響があるだろうから、気になるところではある。

今の仕事は決して嫌いではないが、あえて言うならば、この仕事を続けていて成長できるところがないのが不満だ。派遣という雇用形態である以上仕方がないのだが、昇進という形で報われることもないわけで。それどころかあと1年でこの職場では働けなくなるわけで。

今の給与の額は、仕事の負担や難易度に対しては妥当なところだと思うが、昇給や昇格がないがゆえに将来への展望が見えないのが辛い。