歯医者に行ってきた。記憶にある限りでは、20年ぶりくらいになるのではないか。子供の頃は歯磨きをさぼったおかげで、かなり虫歯が多く、おまけに歯並びも悪いのだが、不思議と大人になってからは虫歯に悩まされることはほとんどなかった。

今回歯医者に行こうと思ったのは、先週の歯痛がきっかけだが、実はその痛みはもうなくなっていた。どうも、先週のは虫歯ではなく副鼻腔炎が原因の痛みだったようだ。そのことは今日の歯科医の先生にも告げた。

先生はレントゲンを見せてくれながら、確かに鼻の奥が炎症を起こしていること、歯痛が鼻の炎症の原因になることも鼻の炎症が歯痛の原因になることも両方ありえることを説明してくれた。歯が原因であるかどうかははっきりと断言はできないので、しばらく様子を見ることにした。

で、それとは別に軽い虫歯が見つかったので、そちらは治療をすることにした。それにしても、最近の歯の治療というのは、痛みはほとんどないのに感心した。程度が軽かったこともあったのかも知れないが、麻酔の注射もほんの一瞬で、歯を削られるときもまったく痛みはなかった。まあ10年20年もすれば、治療の方法も進歩するということなのだろう。病院の施設も、治療用の椅子の正面に大きなモニタが設置され、レントゲンの写真を表示して図示しながら丁寧に説明をしてくれて、とても好感が持てた。

虫歯は放置しておいても治るものではないし、早いうちに治療できてよかった。