モチベーションが上がらない理由

近頃、仕事に以前ほど身が入りません。

僕は、仕事中毒ではないので、仕事に何らかの見返りを求めます。以前は「やりがい」を求める部分が大きかったのですが、結婚して家族が出来てからは、お金の比重も大きくなってきました。その意味では、僕は今の仕事には満足していません。それ以外の面では文句はほとんどないのですが、給与面については満足できるものではありません。ぶっちゃけた話、家計の収支としてはギリギリアウトくらいのレベルです。

それでも、長く働き続けることで昇給の見込みがあるのなら我慢もできるでしょう。しかし、残念ながら僕の今の勤務形態では、それも見込みが薄いのです。遠回しなのも面倒なので素直に書いてしまいますと、僕は現在、派遣社員として勤務しています。去年の5月から今の職場で働き始めて、今年は2年目、今年の4月に一度契約を更新しました。しかし、更新時に給与は据え置きでした。まあ、今の御時世では派遣だろうが正社員だろうが昇給は難しいかも知れませんが。しかし、やはり派遣ですと賞与もありませんし、勤務日が少ない月は給与も下がりますし(これも日給月給制の正社員なら同じことではありますが)、交通費や各種の手当も正社員に比べると手薄ですし、給与の面では正直、辛いものがあります。今の契約の期限は今年度いっぱい、つまり来年の3月まで。今の勤務状況だとおそらく、僕が希望すれば来年度も継続して契約してもらえると思うのですが、給与をはじめとする待遇は変わらないでしょう。そして、その次の年度はさらに微妙です。

ところで、僕の勤務先は年に一度、非正規社員を対象に正規社員として登用する制度があります。もちろん誰でも登用してもらえるわけではなく、試験と面接、および所属部署の上司の評価により決まります。この制度に申し込むには勤務期間が1年以上なければならず、去年の僕は申込みができませんでした。さて、今月になってこの制度による登用の募集が始まったので、改めて人事部に確認したのですが、そこで僕にとっては非常にショックな事実が判明してしまったのです。この制度の対象には、派遣社員は含まれない、という事実が。

先日の僕のブログの記事は、このことが分かった日に書かれたものでした。上にも書いたとおり、給与面以外の仕事内容などについては不満はない、どころか大いに満足しており、やりがいも感じているので、正社員になって給与を含む待遇面もよくなれば僕にとっては万々歳だったのですが、どうにも、そう上手くはいかなかったようで。将来の正社員登用を思いながら日々励んでいたのですが、おかげで、モチベーションがかなり下がってしまいました。

幸いと言っていいのか分かりませんが、今の契約が満了するまで半年あります。その間に別の仕事を見つけることも、もしかしたら出来るかも知れません。下がったモチベーションを回復するのは難しいですが、今の職場での仕事に関しては、もう給料分だけの仕事しかしないくらいのつもりで臨もうかと思っています。余力は転職先を見つけるのに使うということで。