人のブログを引用するとかって、しかもはてなブログだと相手に分かるんですよね、何か緊張しますね。

shiumachi.hatenablog.com

 

うん、こういう仕事がしてみたいなぁとぼんやり思ってたりします。まあ僕の歳だと、今さらキャリアパスがどうのこうの余裕ぶっこいて考えてる場合でもないんですけどね。

 

僕には営業は向いてないよな、と新卒の就職活動の頃からずっと思ってました。当然ながら、その後転職の機会は(幸か不幸か)何度もありましたが、営業やそれに類する職種は極力避けてきました。僕は技術者としてキャリアを積みたい、技術者としてプロになりたい、とずっと思っていました。

そのように選択してきたことが正しかったのか間違っていたのかは、もちろん今となっては分かりません。が、最近は営業も悪くないかなぁ、とちらっと思ったりもするんです。あ、いや、いわゆる営業という言葉で真っ先にイメージされるような、「体育会系なノリで社交的でいつも笑顔で押しが強くてそれでいて人当たりがいい」人間では、僕は決してありません。……このイメージ、偏見入ってますかね。要は、僕はずっと、営業ってそういう人じゃないと出来ない仕事だと思ってたんです。で、自分には向かない仕事だと考えてたと。

今でも、上に書いたような人間にはなれないと思ってます。そりゃそうです。人間、そんなに簡単に変われません。まして僕には変わる理由もありませんでしたし。ただ、僕の中で営業という仕事に対するイメージは変わりました。うまく言葉にできないんですが、一言で言うなら、お客様に一番に喜んでもらうために仕事をしている、という感じでしょうか。もちろん、技術職にしろ事務職にしろ、お客様に喜んでもらうために仕事をしているという意味では違いはないのですが、よりお客様に近い、直接に接するポジションで仕事をしているという大きな違いがあります。正直、大変そうだなと思います。が、お客様の反応をダイレクトに知りたい、というのは、技術職として仕事をしているときに結構思ったことがあります。もし営業という職種がお客様の反応を(良きにつけ悪しきにつけ)ダイレクトに頂ける仕事なら、それはそれで面白いのではないかと。

ただ、僕の今までの経歴からしても、性格や性質からしても、バリバリの営業というのは難しそうだなと。バリバリの営業って何だって話ですが、ニュアンス汲みとってもらえるとありがたいです。

それなら、今まで曲がりなりにも積み上げてきた技術スキルをバックボーンにした営業的なお仕事なら、もしかして自分にも出来るのではないかと。そんな風に考えたりしている、というところで冒頭で引用したブログ記事の話に戻ってきました。うん、そういう働き方が世の中にはあると知っただけでも、何かほんのりと希望が持てます。次に転職する機会があれば――何だか呑気に話してますが――そうした職種を目指すのも悪くないかも。しかし田舎だとそんな求人そうはなさそうだなぁ。