自称IT系のおっさんの経歴と情報セキュリティマネジメント試験

今朝、起きたらなぜか布団の中でパジャマのズボンを脱いでいた。どんな夢を見ていたんだ自分。春爛漫とは言えまだ明け方は冷えるというのに。

 

とりあえず、このブログは「続けること」を再優先の目標にしようと思う。そのため、当面はネタに制限を設けず、徒然草方式で「よしなしごとをそこはかとなく」書いていくことにする。

 

ところで、僕は今週末に試験を受ける。情報処理技術者試験の一つ、今春から新設された「セキュリティマネジメント試験」である。前評判では難易度はそこまで高いものにはならなさそうだが、それでも基本情報処理技術者と同程度ということは合格率3割程度、決して楽に受かる試験ではない。

僕は現在の応用情報技術者試験と同等の旧・第一種情報処理技術者試験に合格している。とは言え、今から十数年前の話だ。新卒で入った会社がSIerで、会社に受験料を出してもらって受けた。第二種(現在の基本情報と同等)は一発で受かったが、第一種は確か3回か4回目でやっと受かったんじゃなかったか。それだけ苦労したのに、今はそのあたりの知識はかなりあやふやだ。まあ、そもそもIT界隈で十数年前と言えば二回りくらい昔の話、当時の知識のままでは今は通用するまい。何しろWindows XPが世に出る前の時代である。

色々あってその会社は辞めることになったが、その後もIT系の仕事を転々としてきた。いや、プログラマやSEといったこれぞIT系!と呼べるような職種には就いていないので、実のところは胸を張ってIT系と言えるような経歴ではないのだが、説明が楽なのと聞こえがよいので自称IT系の人で通すことが多い。ちなみに、実際に就いた職種は、Webデザイナー(実際はデザイナーの仕事ができるほど長く勤めなかったのでコーダーどまり)、VBAプログラマ(あ、プログラマ経験あったなよく考えると)、ヘルプデスク、フィールドエンジニア(と言うとかっこよさげだがお客様の拠点に新PCを配っただけ)、OAインストラクター(イラレやフォトショの使い方は教えたがデザインの知識は皆無だったり、CADソフトも教えたけど製図の知識なかったり)、社内SE(という名のパソコン何でも相談係)、etc. ま、IT系という呼称が全くのでたらめとは言わないが、かなりの誇張ではある。

で、今はとある営利組織ではない機関に所属する職員(「社員」ではない)として、組織内のシステムの運用管理などを担当している。まあ、これもIT系と呼べなくはないが、実際のところ事務屋に近い。今の職場に大きな不満はないが、出来れば事務屋よりは技術者として、せめて技術屋として、今後も食べていきたいなぁという希望は持っている。40を過ぎて今さら何を、と言われそうだが、まだこの先少なくとも20年、おそらくはもっと長く、働くことになるのだろうから、働くスタイルくらいは自分の満足のいくようにしたい。それくらいは贅沢な考え方ではないだろう。

そして、技術者として働くなら、分かりやすいスキルの目安が欲しい。ろくな職歴のない僕にとってはなおさらのこと。そこで、とりあえずは資格を取得しようと思い立ったわけ。

情報セキュリティマネジメントという資格を選んだ理由などは、ここまで書いてきたこととはまた別にあるのだが、今日は長くなってしまったのでこのへんで。